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2015.12.7

その洗顔はNG!鼻の角栓や毛穴トラブルを解消するケアとは?

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毛穴 角質

角栓の正体を知ってキレイな毛穴をキープしよう!

毛穴に「真っ黒な詰まり」を生じさせる角栓は、早めに取り除くべき存在と言われています。

今回はアラサー以上の女性を悩ませる毛穴の角栓の正体やメカニズム、解消法などをご紹介していきますので、大人の毛穴ケアの参考にしてみてください。

最初に確認!角栓の正体とは?

毛穴に詰まった角栓は、「肌の内部から出てきた分泌物が外に出ていくことができない」という毛穴の便秘状態と考えた方が良いと言われています。

角栓の成分は7割がたんぱく質、残りの3割が脂質とされているため、ホットタオルやオイルクレンジングなどの「脂を溶かし出すアプローチだけ」では解消が難しい存在です。

また間違ったケアの定番であるオイルクレンジングをやり過ぎると、角質層に傷がつくことで、肌がどんどん角質を産生する悪循環が生じることもありますので、自分が毎日行っているケアとしっかり向き合って改善していくことも必要になると言えるでしょう。

角栓の原因である「角質」って何?

角栓の原因である角質は、肌の表面を覆っているシート状の細胞です。

毛穴の内側に角質ができるのは、肌のメカニズムとして自然なことですが、大量の角栓が詰まる際には、「角質のクオリティーに問題があること」が多いとされているのです。

角化細胞がきちんと成熟している肌では、保湿成分をたっぷり含んだ形のキレイな角質が作られます。

このようにクオリティーの高い角質は、役目が終わって剥がれ落ちる時には「綺麗に剥がれる」という利点があるため、毛穴の詰まりを起こすほどの角栓に成長することはないのです。

これに対して角化細胞が中途半端な段階で角質になると、保湿成分も少なく、大きさもバラバラという理由で、毛穴の角栓に繋がる悪質な物質となってしまうのです。

肌や毛穴にとって非常に重要な役割を担う角質ですが、その内容によっては、毛穴トラブルを引き落とし角栓に変貌することもあるという実態を知っておくべきだと言えるでしょう。

毛穴の角栓をきれいにする方法① 取り除く!

ここからは、毛穴の角栓をきれいにする方法やスキンケアの習慣などをご紹介していきます。

毛穴にたくさんの角栓が詰まっている時には、たんぱく質汚れに作用する酵素洗顔料やピーリング石鹸を使って、やさしく角質を落としてみてください。

強い合成界面活性剤の使用や何度もゴシゴシ擦っていると、肌の角質層が傷つくことで、更なる角質(バリア)を作る悪循環が生じます。

また洗顔のし過ぎは肌が本来キープすべきセラミドや天然保湿因子の減少にも繋がりますので、これ以上肌環境を悪化させないためにも、「優しくたんぱく質を落とすこと」を心掛けるようにしてください。

毛穴の角栓をきれいにする方法② 肌習慣を見直す!

ピーリング石鹸などで毛穴の角栓が消えてきたら、「悪い角質が増えない習慣」を排除する段階へとシフトしてみてください。

肌の角質層に負担をかける洗顔ブラシやスクラブ洗顔料の使用は、毛穴における肌トラブルを悪化させる直接原因となります。

また熱すぎるお湯を使った洗顔や、長時間に及ぶクレンジングも、肌が本来持つ保湿成分や脂分を奪うことに繋がりますので、「洗うこと」にこだわり過ぎている人は、「保湿をすること」を重視したケアへのシフトも検討してみてください。

また毛穴のトラブルが酷い人の多くは、日焼け止めによる紫外線対策を怠っていたり、生活習慣が乱れている傾向も非常に高いと言われています。

特にバランスの悪い食事や、睡眠不足が続くと、肌のターンオーバーが低下することで角質のクオリティーも下がっていきますので、毛穴の角栓をバロメーターと捉えて、生活習慣の見直しを図ることも必要と言えそうです。

毛穴の角栓をきれいにする方法③ 毛穴は肌の柔軟性を高める!

毛穴の詰まりによって「いちご鼻」になりやすい小鼻の周辺は、時々マッサージをしてあげることで、「角栓が毛穴の中で固まる」という現象の回避ができるとされています。

このマッサージは「毛穴体操」と呼ばれており、指を使って小鼻を挟んだり、鼻を左右上限に動かす、鼻を回すというレベルの動きで十分に高い効果を発揮します。

毛穴体操を毎日続けるだけでも、「角栓が溜まりにくく、洗顔で綺麗になりやすい毛穴」が作られますので、毎日の習慣としてぜひ実践してみてください。

まとめ

角質と角栓の内容やメカニズムを把握すると、大人の毛穴ケアもしやすくなると言えそうです。

角栓が詰まりにくいキレイな毛穴をキープしていると、ファンデーションののりも良くなりますので、毎日のメイクをスムーズに行うためにも、徹底したケアを心掛けた方が良いと言えるでしょう。

ここで紹介した間違った洗顔法を改善するだけでも、加齢による肌トラブルが解消していきますので、心当たりのある方は早めに考え方を変えることをお勧めします。

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