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2017.3.27

りゅうちぇるだけじゃない!人間の顔に寄生する顔ダニを異常増殖させないために

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りゅうちぇるの顔が「顔ダニ」の巣に!?

ヒゲ脱毛を含めたさまざまな美容にチャレンジするりゅうちぇるの肌に、顔ダニが生息していたことが話題になっています。
りゅうちぇるの激白によって社会的な注目度が高まった顔ダニは、美容トラブルを抱えた女性の全てが注意すべき存在です。
今回は、顔ダニの意外な特徴や症状を通して、日々行うべきケアをご紹介していきます。

顔ダニとは?

りゅうちぇるの顔に巣を作っていた顔ダニは、成人の100%の肌に寄生しています。
顔ダニには肌を健康に保つ上で欠かせない役割がありますので、一般の害虫などのように完全に排除することは難しいと捉えた方が良いでしょう。
そんな顔ダニによる害を防ぐためには、「いかに上手に共存すべきか?」を頭に入れておくことも必要だと言えそうです。

《健康な肌なら顔ダニの害はない》
化粧品の油分や余分な角質、皮脂などをエサにする顔ダニは、健康な肌にとってはお掃除役とも言える役割を担う存在となります。
また元気な肌をキープしている人は、りゅうちぇるが頭を悩ませたニキビなども起こりませんので、顔ダニの繁殖状態についても客観視できると捉えて良いでしょう。

《顔ダニにはどんな種類があるの?》
皮脂腺内部に寄生するデモデクスブレビスや、皮脂腺の浅い部分に寄生しているデモデクスフォリキュロラムといった寄生虫は、顔ダニの中でも特に有名な種類です。
これらの顔ダニは産卵から14日で死に至ると言われていますので、小動物の中では比較的短命と捉えて良いでしょう。

顔ダニの原因とは?

顔ダニの発生は、大きく分けて2つの原因によって生じることが多いと言われています。

まずひとつ目は、皮脂バランスの乱れによって顔ダニのエサが増加し、その結果としてりゅうちぇるのように大人ニキビが多発する症状です。
これに対してもうひとつの原因の中には、皮膚科から処方された免疫抑制剤やステロイドといった外用薬の長期乱用によって、顔ダニが異常繁殖するケースも多く見受けられますので、こうした薬剤を使う場合はドクターときちんと相談しながら、短期的な目的で活用していくのが理想と言えるでしょう。

顔ダニの症状とは?

顔ダニの症状で多くの人が悩まされているのは、ニキビや肌のかゆみ、赤み、アレルギーです。
皮脂バランスの乱れやすい真夏に顔ダニが大量発生すると、その死骸や抜け殻が毛穴に詰まることで、アクネ菌のエサになることもあるのです。
また顔ダニが必要以上に繁殖すると、アンチエイジングに大きく影響するターンオーバーの乱れや肌乾燥も起こりやすくなりますので、あまりにも肌トラブルが改善しない場合は、「顔ダニを繁殖させる肌環境になっていないか?」といったことも確認すべきだと言えるでしょう。

こんな時は顔ダニの検査を受けてみて

ここまで紹介した症状が長くに渡って改善しない場合は、皮膚科で検査を受けることをおすすめします。
顕微鏡検査で顔ダニや毛包虫が見つかった場合は、クロタミトン軟膏や抗生剤、ビタミン剤、クンメルフェルド液といった薬剤を使って治療が行われます。

顔ダニの繁殖を予防する方法

顔ダニの異常繁殖は、日常生活の中で簡単に改善・予防できるものばかりです。

《メイクをきちんと落として寝る》
毎日のメイクを全く落とさず暮らしている人の肌は、顔ダニのエサだらけといっても過言ではありません。
また酸化したメイク成分は肌バリア機能を壊す外的刺激にもなり得ますので、毎日の洗顔はアンチエイジングの第一歩でもあると言えそうです。

《洗顔のしすぎもNG》
大人ニキビを含めたさまざまな肌トラブルに悩まされる人の中には、顔ダニの寄生に嫌悪感をおぼえて、必要以上に洗顔をしている方々も多く見受けられます。
1日の肌汚れや古い角質を落とす目的のある洗顔は、基本的に顔ダニを落とすために行うためケアではありません。
またあまりにも何度も洗顔をしていると、肌乾燥が酷くなった結果として顔ダニが好むインナードライ肌になる可能性もありますので、注意をするようにしてください。

《メイク道具を清潔に保つ》
ファンデーションのパフやブラシについた汚れを放置している習慣も、顔ダニの繁殖に繋がると言われています。
こういった汚れたメイク道具でお化粧をしていると、酸化した皮脂や肌に有害な成分を毎日自分で塗布することとなりますので、顔ダニの少ない健康な肌を目指しているならすぐにでもやめるべき悪習慣だと言えるでしょう。

《皮脂バランスを整える》
毎日のスキンケアを通して肌乾燥を予防すると、顔ダニ繁殖の原因となる皮脂バランスの乱れが整います。
また近頃では乾燥肌、オイリー肌、インナードライ肌の判断を誤ることで、顔ダニの繁殖に繋がる間違ったスキンケアをしている女性も多く見受けられますので、美容に関する正しい知識を頭に入れることも必要だと言えそうです。

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