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2017.2.25

美肌菌を増やすことが肌トラブル改善に効く理由とは?

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美肌菌の飼育上手が美人の証!?

NHKの人気番組・アサイチで紹介された「美肌菌」は、肌に自活を促す上で見逃すことのできない存在です。美肌菌に着目したスキンケアを続けていると、アンチエイジング世代に生じやすい肌トラブルも起こりにくくなります。また美肌菌に好循環をもたらす生活習慣は比較的簡単な内容ですので、面倒な美容法が苦手な皆さんでも実践しやすい存在と捉えて良いでしょう。今回は、多くの専門家が注目する美肌菌について、徹底解説していきます。

美肌菌とは?

さまざまな美容メディアで紹介されている美肌菌とは、表皮ブドウ球菌と呼ばれる善玉菌です。全ての人の肌に存在する表皮ブドウ球菌は、皮膚の上で皮脂や汗を食べて潤い成分・グリセリンを排泄しています。これに対して肌が弱酸性からアルカリ性に傾くと、黄色ブドウ球菌と呼ばれる悪玉菌が増加し、肌の化膿や炎症、アトピー性皮膚炎様の症状が起こりやすくなりますので、腸内環境と同じように善玉菌である表皮ブドウ球菌を増やす理由も納得できると言えるでしょう。

美肌菌の役割

美肌菌には、皮膚を健康に保つ上で欠かせない下記3つの作用があります。

《グリセリンを作る》
先程紹介したとおり、美肌菌にはグリセリンを生み出す働きがあります。さまざまなスキンケア化粧品に含まれるグリセリンが増えると、肌表面の角質層が保湿成分で満たされ、外的刺激から守る上で欠かせないバリア機能が高まるのです。また角質細胞にグリセリンが届くと水分蒸散もしにくくなりますので、乾燥肌や敏感肌に悩まれている皆さんにも美肌菌は欠かせない存在だと言えるでしょう。

《セラミドを作る》
美肌菌には、肌が自分で生み出すセラミドを作る役割もあります。セラミドが不足するとターンオーバーの乱れにより大人ニキビなどの治りが悪くなることもあるため、注意が必要です。またセラミドは加齢に伴い減少する保湿成分となりますので、美肌菌のサポートを仰ぐこともアンチエイジングのひとつに繋がると言えるでしょう。

《肌が弱酸性に保たれる》
美肌菌がたくさん存在する肌は、弱酸性に保たれることで悪玉菌の黄色ブドウ球菌が繁殖しにくくなります。皮膚にとっての理想的なphは弱酸性となりますので、美肌菌をたくさん滞在させることが美肌を作ると捉えて良いでしょう。

美肌菌を増やす方法

下記4つの習慣を実践していると、美肌菌が増えやすくなります。美肌菌は目に見える菌ではありませんので、これらの生活習慣を継続して肌トラブルを防ぐ心掛けを忘れないようにしてください。

《汗をかく》
美肌菌の栄養源となる汗や皮脂を増やしてあげると、菌が増殖しやすくなります。代謝が低かったり、低体温、冷え顔といった皆さんは、皮脂のターンオーバーが低下するだけでなく汗もかきにくい傾向がありますので、適度な運動を行なう習慣が美肌菌のためになると言えるでしょう。また冬場は多くの人が顔汗をかきにくくなりますので、カプサイシンなどのたっぷり入った辛味噌鍋などを食べる心掛けも美肌に繋がると言えそうです。

《部屋の加湿をする》
カビと同じ菌である美肌菌には、適度な温度と湿度が必要です。美肌菌にとって最高の湿度は、60%だと言われています。これよりも湿度が下がってしまうと、菌とは関係なく肌の乾燥も進みやすくなりますので、加湿器の活用や室内に洗濯物を干すといった心掛けも必ず行なうようにしてください。

《洗顔のしすぎはNG》
洗顔料やクレンジングを使ってゴシゴシ肌を擦ると、皮膚に常駐している美肌菌も流れてしまいます。また過度の洗顔には、肌に本来あるべき保湿成分も流す難点がありますので、洗顔料を使った洗顔は夜1回、朝はぬるま湯(30度前後)ですすぐのが乾燥を含めた肌の悪循環にブレーキをかける良策になると言えるでしょう。

《化粧品の使いすぎもNG》
化粧品に含まれる保存料や防腐剤は、コスメの中で雑菌が繁殖しないために配合されている存在です。こういった成分がたくさん入ったスキンケア化粧品を多用すると、大変デリケートな美肌菌にもダメージを与えてしまう可能性も高まります。肌の潤いを保つ上でスキンケアは欠かせない存在となりますが、大量使用や重ね付けといった過剰な使い方を避けた方が肌の自活が促されると捉えて良さそうです。

まとめ

全ての人の肌に存在する美肌菌は、腸内に存在する善玉菌と同じようにさまざまな役割を担っています。今回紹介した習慣やポイントを心掛けた生活をしていると、美肌菌によって生まれる好循環だけでも肌が自活しやすくなりますので、何らかの肌トラブルに悩まされている皆さんはぜひ実践してみてください。

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