2014.6.26

肌に睡眠は大事

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ベッドに入る女の子

美肌は夜につくられる、肌が生まれ変わるには午後10時から深夜2時にかけて寝ていることが理想的であるなどといわれています。これは、眠っている間に肌の疲れやダメージが回復し、細胞の代謝をうながすためです。人の身体には眠っているときに、日中に受けたダメージや疲れなどから回復する機能があります。深い眠りであるノンレム睡眠時に成長ホルモンが放出され、この成長ホルモンが肌の回復にも一役買ってくれているのです。

それでは、深い眠りを得るにはどうすれば良いのでしょうか。それには、脳内で分泌されているセロトニンが大切な役割を果たしています。悩み事やストレスを長時間抱えているとセロトニンの分泌が悪くなるほか、セロトニンのはたらきが疎外されて十分に眠れなくなります。セロトニンは、トリプトファンという必須アミノ酸でできています。牛乳の中には、トリプトファンが多く含まれています。そのほか卵や大豆、落花生などにも豊富です。また、睡眠をうながすことで知られているラクットリコピンが豊富なレタスも、安眠の食材として挙げられます。これらの食品を積極的に摂って、良い眠りにつなげましょう。

次に、良い睡眠を得るための具体的な方法です。就寝する1時間前くらいから、部屋の明かりを暗めにしましょう。就寝前にはリラックスタイムを設け、その明るさでくつろぐようにします。明るい電灯がついている部屋では昼間と同じ状態になるため、眠気が起こりにくくなってしまいます。お風呂は、ぬるめのお湯にゆっくり入ります。湯温は、38℃から40℃くらいにします。眠気は体温が下がり始めるタイミングで起こるため、お風呂あがりで体温が少し下がってきたと感じたときにふとんへ入ると良いでしょう。また、眠る数時間前に軽くストレッチやヨガなどを行うことも効果的です。運動で少し上がった体温が下がり始めた頃にふとんへ入れば、寝つきが良くなります。ただし、激しい運動は逆効果です。

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