2017.2.22
30歳を過ぎた女性が、食べない⇒食べるダイエットにシフトすべき理由とは？
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30代以降は「食べない」から「食べるダイエット」へのシフトが良い
老化現象が徐々に出始める30代以降は、我慢と根性が欠かせない「食べないダイエット」から、バランスの良い食生活を心掛ける「食べるダイエット」にシフトすべき時期だと言われています。この判断を誤らずにきちんと「食べるダイエット」を続けている女性は、いつまでも若く元気に過ごせる傾向が高いです。これに対して簡単にチャレンジできる「食べないダイエット」にこだわり続ける女性達は、心身に悪循環が生じやすくなりますので30歳という年齢を基準にダイエット法の見直しをするべきだと言えるでしょう。
ちなみに、多くの美容専門家がアラサー以降の女性に「食べるダイエット」を勧めるのは、下記3つの理由によるものです。
《基礎代謝が落ちる》
ダイエット目的で食べる理由は、加齢によって下がった基礎代謝を更に落とさないためです。20代と比べて代謝の悪いアラサー女性がストイックな食事制限などの食べないダイエットを行なうと、更に代謝が下がって体に付いている脂肪が燃えにくくなります。また代謝が下がることで全身に冷えが生じると、便秘なども起こりやすくなりますので、きちんと食事を続けてエネルギー燃焼効率の高い肉体を作るべきだと言えるでしょう。
《ホルモンバランスの乱れが生じやすい年代》
30代を過ぎた女性は、ストイックなダイエットによってホルモンバランスが乱れ、生理前の過食や月経前症候群も起こりやすいと言われています。また多忙な毎日によりストレスを溜め込んだ女性の中には、自律神経の乱れから女性ホルモンバランスの乱れや心身の不調へと発展するプレ更年期を発症する方々も多く見受けられるようです。
《さまざまな乱れが悪循環を生む》
こうした形で生じたさまざまな乱れは、どんなダイエットに取り組んでも「なかなか成果が出ない」とか「全く痩せない」といった悪循環をもたらします。また心身の不調によってセロトニンが少なくなると、過食衝動によるリバウンドも起こりやすくなりますので、食べないダイエットを実践することで生じるリスクは意外と大きいと捉えるべきだと言えそうです。
食べて痩せるルール1 三食バランス良く食べる
30代に突入した女性が痩せるためには、「1日3食をバランス良く食べること」が鉄則です。この方法を実践するためには、一汁三菜の中で野菜、豆製品、タンパク質などを均等に食べられる和食メニューが大変おすすめとなっています。またバランスの良い食生活の継続には、ダイエッターならではとも言える下記の不調を予防する作用もありますので、この方法は10代～20代の若い女性にもおすすめ度は高いと言えるでしょう。
《エネルギー不足でイライラする》
ダイエット目的で食事を抜いていると、空腹やエネルギー不足によって精神面のイライラが高まります。またこういった状態が続くと仕事や勉強に欠かせない集中力もダウンするため、ダイエットによって「自分がやるべきことが全く捗らない」というパフォーマンス低下に関わる悪循環が生まれるのです。この状況から生まれる焦りや苛立ちは、爆発的で制御不能な過食衝動を生じさせると捉えて良いでしょう。
《筋肉が減る》
食事制限系ダイエットの継続によってエネルギー不足に陥った体は、カロリー消費量の多い筋肉を減らします。そして筋肉が減少した体は自ら熱を作ることが難しくなり、結果として脂肪燃焼効率が低くなってしまうのです。筋肉は脳の働きや肌のハリや弾力とも大きな関わりを持っていますので、結果として認知症やシワ、たるみといった肌トラブルが生まれる要因に繋がると言えそうです。
《血糖値の急激な上昇を抑えられる》
バランスの良い食生活が推奨される近頃では、血糖値のアップダウンを緩和する「1日6食ダイエット」とか「1日7食ダイエット」という方法も人気となっています。1日3食+3回の間食といった形でちょこちょこと少量を食べていると、血糖値の急上昇で生じる脂肪の溜め込みが起こりにくくなります。また急激な血糖上昇は生活習慣病の原因にもなりますので、血管や心臓、脳に負担をかけないためにもバランスの良い食事をこまめに摂ることが必要だと言えそうです。
ミネラルやビタミンの摂取も忘れずに
バランスの良い食生活の中でよりスムーズに痩せるためには、ビタミンとミネラルを積極的に摂取することを心掛けるようにしてください。例えば三大栄養素とも言えるタンパク質、脂質、炭水化物の代謝には、ビタミンB1、B2、B6などが欠かせません。またその他のビタミンやミネラルも代謝を高めるために作用していますので、カロリーよりも栄養素に着目した食生活を続けることが、30代以降の女性におすすめのダイエット法と言えそうです。
