2015.11.24
ダイエットにも効く？シナモンの驚くべき効果や選び方とは？
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シナモンの効能を知って美容や健康に役立てよう！
オリエンタルな香りを漂わせるシナモンには、美容や健康に良い効果がたくさん詰まっています。
今回はそんなシナモンの効果や特徴、摂取量などをご紹介しますので、ぜひ毎日の生活の中に取り入れてみてください。
最初の確認！シナモンとは？
シナモンは、クスノキ科に属する常緑樹です。
世界サイコのスパイス・シナモンには抗菌防腐効果があるため、紀元前4,000年にはエジプトでミイラを保存するための防腐剤として使われていたこともありました。
また日本では「ニッキ」という名称で和菓子の香りづけとして使われており、京都の伝統銘菓「八つ橋」特有の香りも、シナモンの親戚であるニッキによるものです。
一般的にはケーキやコーヒー、ドーナツなどに加えられることの多いシナモンですが、国によってはピラフやカレーのスパイスとして使用しているところもあるようです。
シナモンの効果① 胃腸の不調を改善する！
インドで下痢や腹痛の治療薬として使われるシナモンには、腹部膨満感や腹部の不調を改善する作用があります。
またシナモン特有の香りには、消化促進を促してくれる「桂皮アルデヒド」という成分が含まれているため、冷えによるお腹の不調や食欲不振の際には、シナモンを入れたコーヒーやスイーツを食べて、嗅覚から胃腸を活性化させてみてください。
胃腸の冷えや不調は自律神経やホルモンバランスを乱す原因となりますので、シナモンを摂取する習慣により、元気な内臓を保つ努力も必要と言えそうです。
シナモンの効果② 血流を良くする！
シナモン入りのコーヒーやスイーツ、料理を食べると、血行不良が改善し、細胞全体の新陳代謝が高まります。
また新陳代謝のアップは、体内の老廃物の排出をスムーズにしてくれるため、不規則な生活習慣によって原因不明の不調や慢性疲労が溜まっている人にも、シナモンはおすすめ度の高いスパイスと位置付けて良いでしょう。
シナモンによって胃腸などの内臓が元気になり、血行の流れが良くなると、次第に免疫力がアップして風邪やインフルエンザにかかりにくい体となっていきます。
血行不良の改善はダイエット効果の出やすさというメリットをもたらすことでも知られていますので、なかなか痩せない体質に悩んでいる人も、シナモン摂取の習慣を付けた方が良いと言えそうです。
シナモンの効果③ 糖尿病改善効果がある！
アメリカの糖尿病学会の報告によると、シナモン摂取を行うと、血糖値、中性脂肪値、コレステロール値の改善により、糖尿病の予防効果が期待できるとされています。
特にシナモンにはインスリン分泌を促してくれる作用があるため、食事の前に摂取することで、急激な血糖上昇を抑えてくれるのです。
またシナモンの高い抗酸化作用は、食べ物からエネルギーを取り出す過程で発生する活性酸素を抑制する働きがあるため、糖尿病とともに恐ろしい生活習慣病と言われている動脈硬化や心臓病、ガンなどの予防効果も期待できるとされています。
食品として摂取できるシナモンには、糖尿病専用薬のような副作用も少ないメリットがありますので、食生活の改善とともにシナモン摂取の習慣を付ければ、血糖値のコントロール不能による不調も次第に解消できることでしょう。
シナモンの効果④ むくみ改善効果がある！
シナモンには、水分代謝をコントロールしてくれる作用があります。
シナモンを毎日摂取していると、汗や尿により体内に余分な水分が溜まりにくくなるため、むくみや水太りが改善していきます。
またシナモンには発汗を促す作用もあるため、「真夏でも汗をかきにくい」とか「運動をしても汗が全く出ない」という皆さんにも、おすすめ度の高いスパイスと考えて良いでしょう。
シナモンを選ぶ際の注意点とは？
安全にシナモンを摂取する際には、肝臓への負担がかかりにくい「セイロンシナモン」を選ぶのが理想となります。
中国産やベトナム産の「カシア」と呼ばれるシナモンには、セイロンシナモンの40～400倍ものクマリン（肝臓への負担が強い成分）が含まれていますので、メーカーや成分表示をきちんと確認してから購入するようにしてください。
またシナモンの過剰摂取も、クマリンの過剰摂取に直結する行為となりますので、コーヒーや紅茶に入れる際には「1日1～2杯」にとどめておくことが理想と言えるでしょう。
まとめ
血行不良や内臓の不調を改善してくれるシナモンには、美容や健康に効果的な成分がたくさん詰まっています。
特に秋から冬にかけてのシーズンは、シナモンの摂取で冷え性予防などもできますので、美しく健康であり続けるためにも、シナモンコーヒーなどを飲む習慣をつけてみてください。
