2014.6.26

中年太りを防ぐ

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子どもの頃には30代前後の人に対しておじさん、おばさんと声をかけるようなこともありますが、自分がその年齢に達すれば必死に否定したくなります。「中年太り」というイメージからは、ビール腹で脂汗も流れているような人が連想されます。実際の調査によると男性で44歳、女性であれば38歳を過ぎた頃から中年太りが始まります。女性の中年太りが始まる理由としては幸せな結婚による幸せ太り、旦那さんの帰りが遅く時間を合わせて食事をしていることなどが挙げられます。男性も同様に年齢的にも仕事がもっとも忙しい時期となることで運動する時間がないこと、離婚によって生活が乱れていることなどがおもな原因となっています。

どれだけ美容を心がけていても中年太りになってしまう人はいて、加齢とともに基礎代謝量が減少することやカロリーのバランスが乱れることも大きな要因となっています。そこで、1日の摂取エネルギーを減らしつつ代謝量は高める取り組みによって、大きな効果を期待することができます。まずはストレッチによってリンパの流れを改善し、軽い運動から始めます。太ももや臀部、背中、胸などといった大きい筋肉にはたらきかけるスクワットや腕立て伏せなどを軽く浅く、長く続ける運動をすることで、基礎代謝を効率的に高めることが可能です。マッサージの基本は、必ず末端から中心に向けて軽くさすることです。関節を稼働させてリンパや血液の滞りを解消させることで、運動自体が筋肉のポンプ効果となって脂肪や毒素を流していきます。

食事については20代の内容から変えずに続けている人も少なくないのですが、消費カロリーとのバランスを考えれば明らかに過剰摂取です。食物繊維を含むサラダや煮物などは食事の最初で食べるようにして、蓄積されやすい糖や脂肪を含むお米や肉は最後に食べることで、早めに満腹感がもたらされ過剰に食べてしまうことを防ぐことができます。特に食物繊維の含有量が高い豆類、「痩せるホルモン」とされるGLP-1の分泌をうながすEPAが多く含まれているサバなどの青魚を意識して食べるようにすると効果的です。

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